道具の実機記録

同じ依頼文をClaudeとChatGPTへ。1回ずつ試したら、返ってくる方向が分かれました。

同じ文面を送れば近い返答が来ると思っていました。返ってきたのは方向の違う2つの文章です。

01

背景・理由

公開前の記事を紹介する短い文章を整えたくて、ある平日の夜に手を動かしていました。同じ依頼文を送れば近い雰囲気の文章が返ってくると考えていたので、そこを確かめたかったのです。

どちらが優れているかを決めたかったわけではありません。同じ条件でどれくらい方向が変わるのかを見るのが目的でした。

02

盛り込んだ条件

今回そろえた条件です。

  • 送り先はClaudeとChatGPTの2つ
  • 依頼文は1本に固定し、同じ文面をそのまま両方へ
  • 題材は公開前の記事を紹介する短い文章
  • 試したのはある平日の夜、1回のみ
  • 当時の利用プランと使用端末は、記録が残っていないため [要確認] とする
  • 使用したモデル名・設定も記録が残っていないため [要確認] とする

裏の取れていない項目は補わずに [要確認] と記しています。

03

試行前の工程イメージ

始める前はこの3手で進めるつもりでした。

  1. 依頼文を1本だけ用意する送る前に文面を決め、途中で書き換えない
  2. 同じ文面を両方へ送る順番も条件も変えずそのまま貼る
  3. 返ってきた文章を並べる見比べて方向の違いだけを見る
同じ依頼文が2方向に分かれる 同じ依頼文1本やさしく短めに Claude流れを残してやわらかく整える方向 ChatGPT形や個数を決めて勢いを作る方向
図1:同じ依頼文が2方向に分かれた構図 筆者作図(返答の実文ではなく方向の整理)

04

使用プロンプト

実際に打った言葉です。②が今回の試行そのもの、③の2本は結果を見たあとに書き直したものです。

05

結果

ここに載せたのは、同じ依頼文1本を送った回の結果です。04の下2本(書き分けた依頼文)はまだ試していません。

Claudeの返答

元の文章の流れを残しながら、言い方をやわらかく整える方向でした。こちらの温度に近い文章がほしいときに合っています。

ChatGPTの返答

見出しや言い切りが少し強くなり、読み始めの勢いを作る方向でした。形や個数を先に決めて出してほしいときに合っています。

どちらが良い、悪いという話ではありません。

ただ、その場で私は少し困りました。「やさしく短めに」としか書いていなかったので、どちらも自分の解釈で整えてくれます。おかげで2つを見比べて「欲しかったのはどちらに近いのだろう」と考える時間が増えました。少なくとも、私の依頼文の曖昧さが原因の一つでした。

向いていそうな人

自分の依頼文を見直す材料がほしい人です。同じ文面を使うからこそ、道具ごとの反応の違いが見えます。

そのままでは向きにくい場面

どちらが優れているかを決めたい場面です。これは私の普段使いの範囲での感覚で、すべての場面で同じ結果になるとは言えません。

依頼文の書き分け前後 書き分け前あいまいな1本だけ 5項目を先に埋める 誰に・何に・雰囲気・文字数・完成度 Claude向け意味を保ちやわらかい敬語で・300字前後 ChatGPT向け見出し案3つ+本文300字前後の形で
図2:依頼文の書き分け前後 筆者作図(04の依頼文をもとにした整理)

06

次回の修正・改善プラン

次に試すときは、3点だけ変えてもう一度比べるつもりです。

  1. 5つの項目を先に埋める誰に向けるか・何に使うか・どんな雰囲気か・何文字くらいか・候補か完成形か
  2. 書き分けた依頼文で比べる04の下2本を使い、同じ題材で同じ手順を踏む
  3. 迷った時間を数える見比べて決めるまでに何分かかったかを記録する

この3点を試した結果も、いずれ記事にします。うまくいかなかった場合も、そのまま載せます。